満3歳から入園できるニュージーランドの公立幼稚園。入園式は有りません。卒園式もありません。週5日通うのは少数派かも知れません。日本とは違い過ぎる幼稚園の仕組みと入園手続きについてまとめてみました(*´▽`*)
※※Aucklandでの実体験をもとにして書いているので、他の都市では事情が違うかもしれません。※※
Pre-Schoolers
まず最初に、小学校入学前の選択支についてなんですが、保育園にいれるのも幼稚園にいれるのも家庭で見るのも自由になっています。それは日本と同じだと思うのですが、日本と違うポイントは、幼稚園が公立で保育園が私立または半公立だということです。
Kindergarten 幼稚園
Day Care 保育園
Early Childhood Center 幼児教育センター
Home baced Child Care 少人数保育所
Play Center プレイセンター(保護者と一緒に通う幼稚園)
Play gruop プレイグループ(保護者が運営する子供たちを遊ばせるグループ)
大体こんな感じで分類されますが、今回は公立の幼稚園についてです(*´▽`*)
Public Kindergarten-公立幼稚園とは
基本としては3歳~5歳までの子供が30人または45人在籍し、クラスなどはなく、15人の子供のに対しして1人の先生、ヘッドティーチャー、アシスタントが数名で運営されています。
多少の前後はありますが、朝8時半~午後2時半までの6時間、お弁当を持って登園します。大体の時間は自由に遊び、時々、先生が提案するプロジェクトに参加したりしなかったりして、お迎えの時間の前にマットタイムがあり、みんなで集まって先生が読む絵本を聞いたり、歌やダンスを楽しみます。
気になる費用は?
公立幼稚園は、ECE20時間フリーが適応されます。何かというと、ニュージーランドは、ECE(Early Childfood Education)について20時間まで政府補助をしているんです。
公立の幼稚園の場合は、1時間5ドル程なのですが、これが20時間まで無料と言うことになります。
さらに、ドネーション(寄付金)として、1時間あたり50セントが費用として計算されます。
まとめると、
週3日通う場合 6
時間×3
日=18
時間 18
時間×50
セント=
9ドル
週4日通う場合 6
時間×4
日=24
時間 (24
時間ー20
時間)×5
ドル=
20ドル 24
時間×50
セント=
12ドル
週5日通う場合 6
時間×5
日=30
時間 (30
時間ー20
時間)×5
ドル=
50ドル 30
時間×50
セント=
15ドル
ということになりますね。
入園の手続きは?
通いたい幼稚園が決まったら、まずは園を訪れて、ウェイティングリストに名前を載せてもらいます。子供の名前、生年月日、住所、保護者の名前、連絡先などを記入するだけの簡単なフォームです。
ウエイティングリストは、早いもの順ではなく、生年月日順で並べられ、幼稚園に空きが出ると、登録した連絡先に電話が来ます。電話を受けられないと、次の人に順番が回ってしまうことがあるので、できるだけ出られる番号を登録しておくことが大切です。
幼稚園に空きが出たら、と書きましたが、ここがニュージーランド特有の制度になっています。と言うのも、小学校の入学が満5歳の誕生日~満6歳の誕生日の前日までとなっていて、保護者と小学校が相談して入学の日を決めるのです。もちろん、小学校入学までは幼稚園に在籍することになるので、一人の子が小学校に入学する日が決まると、幼稚園に一つ空きが出て、ウエイティングリストの一番上に上にいる子に連絡が入るということになります。
わが家の場合は、娘の時で3歳8か月、息子の時で3歳6か月で連絡がありました。途中、幼稚園の制度が変わったりもしましたし、園ごとに、その年その年の子供の人数によって大きく変わるので、どのぐらい待つかは運でしかありません。
大体の家庭は、公立の幼稚園の空きを待っている間、DayCareなどへ預ける傾向にあると思います。
幼稚園から連絡があったら、もう一度、園を訪れて、エンロールメントフォーム(入園申込書)を書きます。
持参するのは、出生証明書、海外籍の場合はパスポート、予防接種履歴です。
基本情報として、子の氏名、生年月日、住所、保護者(父母共に)の氏名生年月日、住所、連絡先、勤務先、緊急連絡先など。
医療情報として、アレルギーの有無、服薬の有無、かかりつけ医の名前と連絡先など。
他に、ECE20時間フリーをその園で何時間利用するか、他の施設で利用しているか、など。
問題なければ20分程で記入できるフォームです。
その間、子供は園の中で遊ばせておけるので、先生に面通しする意味でも連れて行くと良いと思います。うちの子は、少しでも慣れてくれたら良いかなと思って、そのまま30分程、遊ばせてもらいました。
余談ですが、事務系の仕事は、できるだけ先生たちが忙しくない時間帯を選ぶとスムーズです。朝の登園の時間、ランチタイム、帰りの時間帯は、先生たちもやることが沢山あるので、10時過ぎ頃とか1時頃とかを狙っていくと良いです(^^♪
エンロールが終わると、入園のしおりのようなものをもらえます。
入園に向けての準備を始め、ランチボックスにはどんなものを入れたら良いのか、欠席する場合はどうしたら良いのか、などが書かれた冊子が入っています。
バックパックにつける、ネームタグもありました。こういうのは、子供の幼稚園に行くんだ♪という気分があがって良いですね。
それから、虐待やネグレクトに関する保護者への説明も数ページで入ってました。ニュージーランドも決して虐待が0ではないので、色々な方向から、虐待0にするために取り組んでいるんですね。
持ち物
幼稚園に持っていくものは、
・バックパック(リュックサックのことです)
子供が自分で開けられるもの。
・ランチボックス
こちらも、自分で開けられるものが推奨されています。
・水筒
中身については、水でお願いします、ということです。
・着替え
決して着替えさせてくれるわけではありません。子供が自分で着替えるか、帰りの時に泥や絵の具だらけになっているのを見かねて、親が着替えさせるか、です。
・帽子
ニュージーランドは紫外線が強いのもあって、夏は帽子が無ければ外遊びが出来ません。
またまた余談ですが、
3歳4歳の子供がバックパックを背負っている姿は感涙ものです( *´艸`)
ここまで準備が出来たら、あとは、登園の日を待つだけです。
子供も保護者も、楽しみであり、不安であると思います。私もそうでした。
泣いて泣いてママから離れない子もいれば、案外あっさりと馴染んでしまう子もいます。幼稚園はフレキシブルなので、数日一緒に過ごしても良いし、思い切って先生にお願いしても良いんです。
何か心配なことがあれば、相談すれば、話を聞いてくれます。大丈夫です(#^^#)
以上です。最後まで読んで頂いてありがとうございました。
最後になりましたが、ニュージーランドの公立幼稚園のリンクを置いておきますね。参考にして下さい♪ どちらもマップで近くの幼稚園を検索することが出来ます。
NZ Kindergarten
ニュージーランド全域の幼稚園情報です。
AKA
オークランドの公立幼稚園です。
わが家の長男坊の波乱に満ちた登園生活日記も追加していく予定です。
お楽しみに(*´▽`*)
コメント
コメントを投稿