3歳を過ぎたら公立の幼稚園に通わせることは決めていたのですが、幼稚園に入園させるとなると心配要素が二つありました。
もうひとつは、もちろん英語です。
海外で生活していると言っても、旦那も私も日本人。家の中はがっつり日本語環境です。
息子くんは、何を聞かれても「Yes!」と答えるタイプ。
「What your name?」
「Yes!」
「How older you?」
「Yes!」
というレベルです。
ママから離れるだけでも大変なのに、日本語を理解する人が一人もいない幼稚園に通う、ってかなりのことですよね。
そこで、息子くんの負担をできるだけ少なくするために、3歳になると同時にいくつか対策を講じることにしました。日本で英語の幼児教育をしたい方にも有効だと思うので、良かったら参考にして下さいね(#^^#)
題して、子供をバイリンガルにするための、ママの本気対策!
主な対策はこちら。
- 英語の子供の歌を覚える
- 現地の子供番組を見る
- アルファベットを書く練習、数字を英語で言える練習をする
- 家の中でも簡単な単語は英語で教える
- プレイセンターに通う
ひとつずつ解説?していきます♪
1, 英語の子供の歌を覚える
日本でも未就学児の子供たちがみんな知っているような歌がありますよね。例えば「ぞうさん」とか「ちょちょ」とかの童謡と言われる歌です。
英語圏では、マザーグース(Mother Goose)とかナーセリーライム(Nursery Rhymes)と言って、「めりーさんの羊」とか「ロンドン橋おちた」とかが有名です。
8年前の話ですが、娘ちゃんの時に、幼稚園に通い始めてすぐ覚えてきた歌が「itsy bitsy spider」とが「row row row your boat」などの、身振りががあるような歌だったので、記憶をたどりながらYouTubeで検索して、聞かせるようにしていました。
身振りがあると、一緒に手を動かしながら歌うのが楽しくて覚えやすいようです(*´▽`*)
「Head Shoulders knees and toes」なんかもおススメです。日本語でも歌われている歌は、歌詞の意味を比べたりも出来るので良いですよね。
2. 現地の子供番組を見る
子供番組というのは、本当に優秀です。簡単な単語を繰り返し使いながら、頼んでないのに挨拶とか友達と喧嘩したらどうしたら良いかとかを教えてくれます。キャラクターが出ているのがキャッチ―で子供は食いつき安いことも、彼らは知っています。
YouTubeでも、ディズニーチャンネルやセサミストリートなど、幼児番組を英語で見ることができるので、幼児英語教育を考えているのなら、隙間時間はNHKじゃなくてYouTubeが良いですよ!
3, アルファベットを書く練習、数字を英語で言える練習をする
実は8歳年上の娘ちゃんは、3歳8か月で幼稚園が始まる前に、「ひらがなの五十音を書く」「アルファベットの大文字小文字を書く」「数字を英語で言う」をクリアしていました。息子くんに比べて、話し出すのも早かったし、言語能力が高かったんですね。
一方息子くんは、3歳の時点で、上記のことが一つも出来ていませんでした。
男の子はゆっくりだからと言われていたので、一つずつゆっくりと練習させることにしました。
因みに半年が経過して、習得できているのは、「数字を英語で言う」だけです( ゚Д゚) 3歳の子に鉛筆を持って字を教えるのがこんなに大変だとは思っていませんでした。
もう少し気長に教えてみたいと思います。
4, 家の中でも簡単な単語は英語で教える
英語が苦手な親が、微妙な発音で、英単語を教えるというのは、実は良くないと言われています。英語なのか日本語なのかわからない言葉を覚えてしまうからです。
特に、幼稚園や小学校ぐらいの子供は、発音に対してとてもシビアで、発音が違う単語は同じ単語として認識してくれません。大人は多少はくみ取ってくれるので、発音がちょっとぐらい変でも通じるんですけどね。
それでも、本当に基礎の基礎と言うような、フルーツの名前(AppleとかBanana)、動物の名前(DogとかCat)、乗り物の名前(CarとかBus)は英語で覚えさせました。日本で生活していても、英単語で表してもおかしくない程度のものです。
どんなに英語が苦手な人でも知っているような単語から始めて、知らないものに出会ったら、「これは英語でなんて言うんだろうね」と言って一緒に調べたりすると、子供も興味を持ちやすいですよね。
因みに一番最初に教えたのは、絶対に必要になる「poop」と「pee」です。家では「トイレ行きたい!」と言うのですが、英語で「toilet」は便器そのものを指す単語であまり使いません。通じるとは思いますが、息子くんが幼稚園の先生に伝えるなら、と思って、この二つを覚えさせました。
5, プレイセンターに通う
とにかく英語環境に身をおくのが一番効果的。これに勝ることはないので、親も一緒に通う、幼稚園のような場所に通うことにしました。親が一緒なので子供は抵抗が無いし、英語の絵本を読んでくれたり、友達と英語で会話したりする機会が出来たりしました。
プレイセンターに通うようになって、息子くんが一番先に覚えた言葉が「my turn」です。
友達とオモチャを順番に使う時に、自分の番を主張する為に覚えたのですが、順番に使うと言うよりは「My Turn, My Turn」と言い合いながら取り合うという感じでした(-_-メ)
日本でするなら、幼児英会話教室に通わせたり、家でもディズニー英会話などの通信講座で英語だけの時間を作ったりすると、同じ効果になると思います。
まとめ
幼児英語教育で大切なのは、生活に溶け込ませること。よく、日本語と英語がまざって子供が困惑すると聞くのですが、少なくとも私の周りにはそうなる子供はいなくて、みんなちゃんと使い分けができています。親御さんたちは口をそろえて「自然と使い分けをする」と仰るので、子供の適応能力はそれほど高くて、大人が過剰に心配する必要はないんです。
上記の5つを実践して、簡単な単語を覚えることは出来たし、英語のTV番組やYouTubeは違和感なく見ることができるようになりました。これだけでもかなりの進歩!
心配した幼稚園の初日は、臆することなく幼稚園で楽しい時間を過ごせたようです。ママが帰るときには少しぐずぐずしましたが、いざいなくなったら、先生や友達と遊ぶことが出来たとのことで、母としては胸をなでおろしました。
良かった良かった( *´艸`)
最後になりましたが、
息子くんが繰り返し見ているYouTubeの動画と、ニュージーランドのTV番組のオンデマンドサイトのリンクを貼っておきます。観てみて下さいね(*´▽`*)
コメント
コメントを投稿