【移住】ニュージーランドに住む魅力って何？移住者が増え続けるのには理由がある！

ニュージーランドに住んでいると、「どうして移住先にニュージーランドを選んだんですか？」というようなことを聞かれます。

どうしてニュージーランドか。

この質問、結構、答えが難しいですよね。

そもそも私の場合、移住を決めるまで、ニュージーランドの正確な場所すら把握しておらず、常春の国だと思っていました。そして、ニュージーランドのことを調べるうちに、永住権が比較的取得しやすい国であると知ったぐらいです。

でも、住んでみて、永住してみて知った、私なりのニュージーランドの良さを紹介します！

ノンビリ暮らしに最適！

ニュージーランド人は、家族や自分の生活が第一で、仕事はお金を稼ぐための手段と考えているようです。もちろん中にはワークホリックのような方もいますが、基本的には、1週間40時間。なんなら、やや短めです。金曜の午後はオフィスでビールを飲み始めてしまうような会社もあります。

有給の消化率もとても高くて、子供の学校が休みに入ると、パパもママも有給をとってお出かけというのが普通。

家族を大切にする生活スタイルなのは、本当に素敵です。

子育てしやすい！

就業時間が長くないことと有給が当たり前に取れることも理由になりますが、もう一つ、ニュージーランド人は子供に対してとても寛容です。公園で大声出して遊んでいて苦情がくることも、いわゆるファミリー向けレストランで子供が騒いで周りから注意されることもありません。

子育て家庭への助成金がしっかりしていて、パートタイムで働く給料ぐらいのベネフィットが毎週支払われるのもありがたいです。

さらに、14歳までの子供の医療費、歯科治療費も無料です。

出産が無料！

ニュージーランドは出産費用がほぼ無料です。無痛分娩も含めてです。ほぼ、と書いたのは、妊娠中に受けるエコーなどの検査には有料の場合があるからです。

日本の場合は、妊娠検診は有料、出産費用はとりあえず自分で払って、後程、助成金を受け取る仕組みだったと思うので、一時的にでも大きな金額を払わないといけないですよね。

ニュージーランドはそれがないので、出産にかかる費用に対する不安はほぼゼロです。

女性の地位が高い

すでに有名だと思いますが、現ニュージーランド首相は女性です。しかも、出産し6週間の産休をとりました。

女性だから、出産するから、という理由でキャリアを傷づけられることが無く、やりたい仕事に打ち込むことができる社会です。

実は、3歳までの子供を預ける保育所は、費用が高いんです。なので、産休、育休後に仕事に戻る女性は、お金の為でなく自分のキャリアの為に仕事に戻ることが明確なんです。もちろんキャリアが高給に繋がっていくのは間違いないんですが、キャリアを大切にしたい女性は仕事にも誠実なので、会社は敬意を払うわけです。

気候が穏やか

日本とほぼ同じサイズ、ほぼ同じ緯度なので北と南ではだいぶ差があるのですが、私の住んでいるオークランドは、夏は最高32℃ぐらい、冬は最低2℃ぐらいです。エアコンが少しずつ普及し始めているので、ビルの多い中心街はこの先不快指数が上がっていくかも知れません。

それでも分厚いダウンコートはいらなくなったし、夏は扇風機があれば快適に暮らせるので、日本とはだいぶ違います。

人目を気にしなくて良い

ファッションに関して、ちゃんとした格好じゃないと家から出られないということは全くありません。冬に半そで短パンでも、雨の日に裸足でも、何も気にせずに歩いています。

ファッションに対して敏感でないというのは、日本人としては物足りなさがありますが、慣れてくるととても気楽です。

自然が近い

オークランドはニュージーランドの最大都市ですが、車で30分も走ると、のどかな風景を見ることが出来ます。海に行ったり、森に行ったり、山を登ったり、休日に少し車を走らせて自然の中で過ごすというのが、ニュージーランド人の過ごし方です。

空気が綺麗なので、空もとても綺麗に見えます。

また、市街地から離れると、夜遅くまで開いている店がガソスタぐらいなので、肉眼でも沢山の星が見えるんです。感動しますよ！

移民が多い

ニュージーランド人がそもそも移民なのもあって、移民に対して理解があります。公共のサービスなどはオリジナルの言語の翻訳サービスを受けることができるし、学校も英語が話せない生徒のための英語の特別授業を行っています。

子供たちは色々な人種のクラスメートを持つことができるので、ニュージーランドという小さな国ではなく、世界全体に目を向けることが出来ます。

他の国に興味を持つことで、大学に入学する前にバックパッカーで世界を旅してくる！とか、割と普通に聞くんです。

さらに、日本では難民の方に関わることなんて殆どないと思いますが、ニュージーでは隣に住んでいることもあります。平和が当たり前でないと実感できることって大切ですよね。

などなど、でしょうか。

もちろん、良い面は悪い面とも紙一重なので、ニュージーランドがとにかく最高！というわけではないのですが、私はとても幸せに生活できています。

数年住んで、どうしても日本に帰りたいとなる方もいるので、それぞれの性格や、人生に何を望むかによっても変わってくると思いますが、少しでもニュージーランドに興味を持って貰えたら嬉しいです。

ありがとうございました(*´▽｀*)